6章の預言
都雄は青都雄の預言に対し否定するが、後半からは母ミャオの記憶の<地獄>について言及している “あやつ”はフィーアの事と思われる
22章ラストの青都雄
「チューリップの球根から芽が出て、チューリップの蕾ができましたーってくらいに、当たり前にね」
ジェストレスは三人の王とつながって世界の滅亡と再生を選択している 同環境で育ち同じ結論を選択した都雄への皮肉だが、青都雄と都雄がクローンであることの暗喩ともとれる
チューリップを植える時、種からでは年数がかかりどんな色の花が咲くかわからないので一般的には種ではなく球根を植える 株分けして遺伝子は全く同じクローンとなる
24章のラストの緑文字
「……都雄………。ゲコゲコ……。……私の可愛い都雄………。大丈夫。お眠りなさい……。ケロケロ、……まだ目覚めなくていいの。……まだ。」
母親が都雄ともう1人に話しかけているように見える 人口子宮が開発されている時代、せっかくのハイブリッドの子供をたった一人だけしか作らない理由はない 手間暇をかけて1人を育成し、他の子は眠らせておく 運悪く死亡したらその記憶と経験のデータを全く同じ遺伝子を持つ子に移植すれば、同じ記憶と脳力を持って黄泉帰らせることが可能になる
青都雄の正体は
3章で自己紹介している プロモーション動画の爆死したガントレットナイト(都雄①)の、死ぬまでの全記憶データをケロポヨが記録しサーバーに保管しているとする 都雄①死亡後、起動したゲコゲコ(都雄②)に入れられた故都雄①の記憶が、青都雄なのではないか
ケロケロ(都雄③)はPhase1ではまだ眠っていると思われる 鈴姫・コーシュカ・ジェイデンを殺したあと都雄②も死亡し、後に起動させられる予定だろう
パラノイア
TRPGのパラノイアではないか、との考察を見て残基という発想を取り入れた ラストでセシャトが起こすのはこの都雄③の可能性もある その場合残基1→0でジェストレスは刺し違えてる場合ではなくなりフィーアとの仲裁が可能になる
お前を消す方法
仮説 セシャトは “フィーア” を消して “美代子” を利用できる ケロポヨは削除が難しいが削除する方法は存在する 都雄を追い出すこともできれば、工場生まれの人類から “美代子” も “フィーア” も追い出すことができる ウイルスとして、人格の削除が可能
カエルの呪い
画像一斉送信 鈴姫のメッセージを世界中に届けるために使えそうな機能 ラストで停戦後に都雄と鈴姫は戦っている 小此木さんの予想が正しければ大晦日 都雄と鈴姫は12月26日から12月31日の間に世界中の人類とフレンド登録をすることと、ケロポヨフィルターを解除することが必要
2019/12/16 追記
ラスト停戦後に都雄と鈴姫が戦っていると書いたが、改めて読み返すと鈴姫戦終了直後に停戦でした
オプション
フラグメント兄弟の日「電気ショックも可能ぽよ~ !!」シリルの暗殺にはこれを利用したのではないだろうか リーテバイルが兄上と呼んだ人物を、 “美代子” を通じてアクセスしセルコンの電気刺激で右脳に超振動を与え、爆破 犯人はミャオを通じて情報を得た藤治郎か ジェストレスのスパイによるミサイルとのダブル攻撃となった
工場生まれの兄弟たち
ギュンヒルドの兄弟のモンパオーナーは覆面をしている 同じ日に生まれた兄弟は皆同じ遺伝子をもったクローンだと仮定する
オーナーは覆面を外すとギュンヒルドと同じ顔をしているが、AOU式教育方法によりガントレットナイトの候補生となれたのはギュンヒルドとマヤのみ ギュンヒルドに万一の事があれば、記憶と脳力はマヤに受け継がれるはずだった
異なる遺伝子を持つ個体に脳力コピーできたリリャの事例が特殊な例であり、本来は兄弟たちが残基となる社会を作り上げていたのだろうか