おかわりのƖ ıるきみたちへ

07th関連作品の考察 特にキコニアのなく頃にのネタバレ考察をしていきたいと思います

キズナによる翻訳

カナダの公用語は英語とフランス語

 ギュンヒルドが伝えた【お疲れ様大浴場】というルーム名をクロエのキズナは“お疲れ様大欲情”と変換した カナダ出身のクロエはおそらく英語またはフランス語でDaiyokujoと受け取り、ルーム名の入力のため日本語に翻訳・変換した

 このときアイシャは誤変換の理由として

「普段から“欲情”なんて変換を使ってるからですね」

と発言する

 成人指定の趣味が匂わされているクロエだが、英語やフランス語は表音文字のため変換の必要がない

 日本の成人趣味の友人と頻繁に交流をしているという事情でもない限り、普段からyokujyou(またはyokujyo)を欲情と変換しているというのは不自然だ

キズナは日本語を基準として翻訳しているのでは

ジェイデン「日本語用の翻訳パッチ、もっといいのを探しておくぜ……」

 キズナの翻訳が、発言側によって行われていると推測できるセリフがある またコーシュカのメンテナンス時、急にロシア語が翻訳されずカタカナで表示されるシーンがある

 もし受け手側であるギュンヒルドのキズナがロシア語をスウェーデン語に翻訳していたのなら、全て翻訳されていたはずだ 

このキズナを作った日系企業は、若者たちがほんの数人で集まっただけという、企業と呼ぶのもおこがましいささやかなものだった。

 英語版では、リリャの語尾の「ニャ」は「 Meow」と訳されているが、ケロポヨの語尾の「ポヨ」や鳴き声の「ケーロケロケロ!」は「poyo」、「keeero kero keor kero!」(※区切りは★)であり「ribbit」ではない

 つまりリリャがフィンランド語で「Miau」と発言したのをコミュニケーションアプリであるケロポヨが「ニャ」と日本語に訳した状態でキズナにアップロードし、受け手のケロポヨが日本語を英語に翻訳して「Meow」としている リリャのキズナが「ニャ」と日本語に変換して表示し、受け手側が英語圏の人物である場合、「ニャ」を「Meow」と受け手のキズナが翻訳していると考えられる (2021/1/6修正)

コーシュカの訛り

 ロシアではロシア語が公用語であるが、Wikipediaによると近縁の言語にウクライナ語とベラルーシ語がある また周辺国でも様々な言語が使われており、コーシュカのキズナはロシア語以外の言語を「~っぺ」などと訳していると思われる

 翻訳側のパッチで訛りを修正しないのは、コーシュカが寝癖を直したりといった周囲への印象を良くする事に興味がない性格であるため、面倒がっているからだろうか

 

2021/1/6追記

フラグメント13

 「お前のキズナ、翻訳フィルター、バグってんのかぁ?!」というセリフがあるが、もしギュンヒルドが英語用の翻訳フィルターを使用してジェイデンに語りかけているとするとこの発言はおかしい

 ここでは、ギュンヒルドがスウェーデン語で話し、ジェイデンのキズナスウェーデン語を英語に翻訳しているパターンともうひとつ、ギュンヒルドのキズナが日本語に訳し、都雄はそのまま受け取りジェイデンのキズナが日本語から英語に訳している、の2パターンが考えられる

 都雄の反応を見ると バグ云々はジェイデンと都雄の結婚話しと誤解したジェイデンへのツッコミに見える  「(略)結婚?!」がジェイデン側のキズナによる日本語への翻訳ミスだと指摘しているようには捉えにくい